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中古マンションの売出価格と取引価格の乖離率とは?

虹と街と空

不動産の価額は一物一価といって、住所が近隣だったり、面積が同規模でも、

周辺の生活施設の利便性などにも左右されるため、商品のように同じ価値のものは二つとありません。

 

 一方で、全く意味が正反対の言葉のようですが、一物多価という表現もあって、

同じものがふたつとないだけに、一つの物件でも、3000万円だしてもほしいという人もいれば、2000万円でも高いと感じる人もいます。

 

 新築住宅の場合は、不動産会社が売り出し価格を決めるため、

客観的評価の指標となりますが、中古マンションの場合、価格は売主自らが決定します。

 

売り主が決めた値段を売出価格といって、いくらにするかは自由ですが、

その値段で買いたいという人が現れない限り売却できません。

 

買い手は売り主に対して、値引きなどの条件交渉を行って、

実際に取引が成立した価格を取引価格または成約価格といいます。

 

売出価格に対して取引価格がどれくらい離れているか、値引き交渉などの結果を売出価格と取引価格の乖離率といいます。

 

乖離率が高いか低いかは一概にどちらがいいとはいえませんが、

高すぎると、値引き交渉の申し込み以前に、市場の関心が薄くなってしまいます。

 

少しでも高く売りたいという考えは売主共通の思いなので、高すぎず、低くない乖離率が理想的です。